のだめカンタービレ#6

ドラマ始まって以来初めて「うわぁ」と思うほど「なんか面白くない」回でした。遡って演出の人を全部確認してしまうほどに。Sオケの総括的な回で特に何があると言うわけでもない(あるけど)回なので、そのせいもあるかもしれませんが(フォロー)演出によってこんなにも差があるとは、と改めて思わされました。あの漫画(日本編)を1クールの枠内におさめるのにそう変えるか、とか重箱の隅を突くようにチクチク(清良が提案した事なのに千秋様のオケということになっているとか)言ってもしょうがないし意味が無いし(だってそれでも面白いし)、上から目線で、こうがよかったーとか、のだめのしゃべり方バカみたい(pgr←原作だってそうじゃないかとかグダグダ言うのも違うと思いますし(だって面白いから)、ちゃんとこうでなければいけないなんてことはなくて今回だってなんか4回生が卒業するから千秋が振る新しいオケが出来た、ことがなんとなくわかればそれでいいと思ってみています(特にのだめみたいなドラマは)。そもそも私がドラマを集中して観る、という習慣がないせいかもしれないですけど(いつだってアバウトです)。
ただ、今回の多賀谷彩子とのだめのトイレのシーンは原作で読んだ時印象の強かったシーンで、"彩子とのだめ"が一番あらわれているシーンだと思っていてそこだけは気合を入れてワクワク視聴していたのですが、「これじゃ(今までの前振りと今回程度の彩子→のだめとこの演出か脚本じゃ)意味が、意味が違うよ!あの原作で受けた印象が全然つたわんねーよばか」とイラッとしました。のだめも彩子もそれ自身はよかっただけに。脚本のせいか演出のせいかくっそーちゃんと 読 め や !とふぁーっくしそうになりました器の小さい人間です。
15年前なら草なぎくんもやっていそうな沙悟浄→最近の二世の中でも草食的な橋爪さん。#7で千秋の一声で黒木くんが選ばれるのだってそれまでの新メンバーの中での黒木くんの扱いとか佇まいだけで十分だと思えるのに。