1999年のトーマの心臓

こと「1999年の夏休み」をVHSで観たよ。小学生の頃んhkだか高校生の頃BSで(曖昧な!)ちらっと見かけたことはあったのですが、その頃は深津と金子という知識しかなくスルッスルーしていた作品なのです。最近になってこれは本当に1999年のトーマの心臓であり4人の女子がフォモ少年を演じていたり(本当金子監督はオカシイ)、水原里絵さん以外は声が別の人でアフレコされていたりと大注目映画だったということを知ったので観ました。私は鳥頭で記憶を辿りました。高山みなみの経歴に「1999年の夏休み」があったのはこういうことだったのか!と。アフレコについて知った番組(忘れた!)で観たシーンは違和感ありまくりでちょうおもろいアフレコになっていたのですが、ビデオだったせいか最初全く気付けなかったくらいです。高山みなみさんが元々ざ・声優、といったアテをしない人(と思っています)で演技力もある(と思っています)人、ということもあるかもしれませんが、この頃といえばまじょたくと前後する時期で声が声優にこなれて(年を取る、ともいいます)ノル前でもあり、声優があてている、という感じがせず自然だったように思います。っていうか高山みなみマジウマ!と改めて思える作品でもあります。とまあ高山みなみすきすきアピールをしつつ高山さんはまだ時々あ、(声優)高山みなみ!とわかる部分もあったのですが、これ佐々木望もやってたんですね!佐々木望がフォな少年を演じる少女にアテレコしているわけです(和彦に関しては中性的な男性の声という監督の希望で佐々木さんが抜擢されたようですね)。こちらは全然佐々木望(幽助)!と思える瞬間が無かったです。デビュ間もないくらいの佐々木望さんだと思いますが、少女が少年役を演じる際に少年らしくしよう!とヅカ的な声色を使おうとするカンジの声にぴたっとはまっていて(佐々木望特有の透明感のようなものはあるのですが)、ていうか男だということすら…!です。ところによってはもう望なんだかみなみなんだか頭がパーンでした。そんなトーマの心臓でした。