オヅラさんのキャメダさん

キャメダさんがエンターテイメントをやっている頃私はドリーミンガールしていたのでTボランの国歌とか全然見てません。なのでせめてと朝のオヅラさんのやつにご出演のキャメダさんだけチェキりました。
元々キャメダ兄弟、というかコウキさんはあまりお上品には聞こえない言葉使いがデフォですが前々から年齢に見合わない哀愁を感じるのです。クレバーというにはちょっと違うんだけど…ともやもやしていたのです。もう手元に映像が無いのでここからニュアンスで書きます。そのオヅラさんの番組で某男性ゲストコメンテーターが「本人を前にして言うのもなんですが(略)負けたほうが次頑張ろうって彼の為にもお客さんの為にもよかったのではないかと思うんだけど(略)勝ったんだから、次の試合では頑張って欲しいです」(意訳)みたいなことを言って、その後コウキさんや他の人たちがちょこっとしゃべった後コウキ選手が「負けたら次は無い」(アバウト)と前述のコメントに対するシークエンスとも取れるコメントをしたのを聞いて、ああ、この人は様々な意味(きっとおおきなひとたちにとってのコンテンツであり道具であろうことなど含め)で自分の「立場」をきっちり理解している人なんだと思いました。そういうことと純粋さの間から出てくる哀愁であり、言葉使いがよくないデフォのコウキさんですが、受け答えも考え方もその言葉使いに釣り合わないしっかりしたもの(キャメダ最強説(虚構)を唱えながらそれを侵さないように本音(実・ボクサーコウキ)をカバーするそれが)、という印象で、この人は気を抜くととても丁寧な言葉で話すのではないか、と確信に近いものを得た、というのが収穫です。さらにその後CMあけだったか、兄弟からは何かありましたか、みたいな問い(全てアバウトですんまそ)に、「あっかんやん(略)」言われた(意訳)、と、少なくともそのスタジオにいた人たちは爆笑、であの試合について語るモヤを浄化してしまったコウキにはかなう気がしません。