「泣くようぐいす」

泣くようぐいす (5) (少年マガジンコミックス)

泣くようぐいす (5) (少年マガジンコミックス)

今更なんですが、最近立ち読みして初めて木多康昭先生の「泣くようぐいす」を読んで、思った以上に鷲掴みされたのでぶっくおふさんで買い揃えてしまいました。木多先生は「喧嘩商売」以外はリアルタイムで追ってなかったので、打ち切り当時の状況は先人の教えから窺い知る事しか出来ないのですが、「泣くようぐいす」は超絶ハンサムな野球マンガですね!!家にある野球マンガ「タッチ」ラブコメ世代あだち充チルドレンの私が言いますけど「泣くようぐいす」はかっちょまえの野球マンガでした!!突飛な態(ギャグ漫画を装う)ですけど、ありえなさとヒーロー性と自己実現というバランスに説得力があって。たまらない。そして御供さんは木多先生作品の女子の中で頭二つ分抜きん出ている!惜しむべきは5巻表紙のリアル御供さんが下膨れで大学のクラブの三個下の後輩の一人にいそうというルックスがマイ御供さん的にナシだった点です。ほんの、ほんの少しだけスパイスとしての水川あさみとか新垣結衣っぽさを期待していただけに。「喧嘩商売」やめて「泣くようぐいす」の続きを描いてくれる気は無いのかな。